「食べ物は命の糧」との活動を聞きました。 2013年11月25日
11月25日(月)羽曳野市婦人会の生活環境部会が、今年も環境問題をテーマに研修を行い、市長や市議会へも案内があり、参加しました。 私は、この部会に地域婦人会としてかかわり、ご一緒に活動して10年近くになります。今、日本では食品廃棄物が2946万トンにも上る一方、日本の食糧自給率はカロリーベースで39%です。今日は、認定特定非営利活動法人「フードバンク関西」理事長の浅葉めぐみさんに、日本の現状とフードバンクの活動を詳しく紹介していただきました。この団体は、食料関連企業から、食べ物としては美味しく安全だが、商品として扱えない食品を無償で引き取り、支援を必要とする人たちを支える福祉団体に運んで、無償で分配する活動をするボランテイア活動をされています。今は団体などへの取り組みですが、今後は緊急に支援が必要になった市民への取り組みや、子ども達への食べ物の大切さを伝えるための取り組みをしていけたらと語られていました。「事業継続のために知恵と力を貸してください」との訴えもあり、一番お願いしたい物資は『お米』だそうです。あふれる食料がお店に並ぶ中、飢餓で亡くなる人もいるこの日本で、真剣に考えていかねばならない重いテーマです。考えさせられた研修内容でした。