議会報告No.98 2014年2月18日
柏羽藤消防組合 第1回定例議会開かれる
2月6日(木) 柏原羽曳野藤井寺消防組合議会の平成26年第1回定例会議が行われ、日本共産党から若林市議が出席しました。
主な議案は、平成25度の一般会計補正予算と平成26年度の一般会計予算でした。
◇平成25年度一般会計補正予算
歳入歳出それぞれ9992万1千円を減額するもので、主な内容は消防救急デジタル無線システムや消防ポンプ自動車の入札差金と職員の給料の減額です。
◇平成26年度一般会計予算
歳入歳出それぞれ約25億7千万円で、3市の分担金は約24億5千6百万円。羽曳野市の分担金は約10億5千万円で、市民一人当たり、約9千円となります。
主な歳出は、職員の給料と手当、化学消防ポンプ自動車と高規格救急自動車の購入で、音楽隊の予算は約2百万円。
議案は、すべて全員の賛成で可決されました。
音楽隊の引き続く充実と、監査意見書に基づく救急隊の増強・強化に ついて、若林市会議員が質問し、要望しました。
柏羽藤環境事業組合 第1回定例議会開かれる
2月7日(金)、柏羽藤環境事業組合議会が開かれ、日本共産党からひろせ市議が出席しました。主な議案は平成25年度一般会計補正予算と平成26年度の一般会計予算でした。
◇平成25年度一般会計補正予算
主に事業費の確定と柏原市の給料カットに合わせた人件費の削減で約7千530万円の減額。総額29億6231万5千円となりました。
◇平成26年度一般会計予算
歳入歳出総額28億7676万5千円。退職手当の対象者が減り、人件費が全体で1億7605万7千円の減額です。昨年より再任用職員は6人増え17人ですが、職員は9人減り62人になっています。「安全性と技術継承が確保できるのか」と心配の声が今回も出されました。また、ゴミ焼却施設は築20年を超えて毎年修繕費が増え、ゴミ処理施設の機能状況や、耐用の度合いを調べる精密機能検査業務委託費が約485万円計上されました。この検査の結果を見て、建て替え等の計画を立てていくということです。
電気代の値上げによる影響は15.6%を見込んでいますが、自家発電設備のあるクリーンセンターでは、値上げの影響は少ないということです。尚、資源回収事業に、独自で行っていた藤井寺市が加わることになり、歳出は増えましたが、資源ごみの売却収入が871万円増え、柏原市と羽曳野市の分担金は減額されました。
審議の後、議案はすべて、全会一致で可決されました。
国保料 賦課限度額(最高限度額)が4万円値上げ
—羽曳野市国民健康保険運営協議会—
2月3日国民健康保険運営協議会が開かれ、ひろせ市議が出席しました。
羽曳野市でも、保険料の最高限度額を国の提起に合わせ、後期高齢者支援金を2万円上げて16万円に、介護分を2万円上げて14万円にする提案がされました。医療分51万円と合わせると年間77万円が、81万円になります。
市の試算では、年間所得350万円以下の世帯は保険料が下がりますが、350万円以上の世帯は値上げになります。年間所得800万円以上の世帯が、最高限度額の81万円の保険料になります。「中間層への負担が重い」との意見も出されましたが「減免できる範囲が広がった。プログラム法で決まったことなのでしかたがない。保険料を決める時、医療分で配慮する。」などの意見が多数で値上げの答申となりました。
日本共産党は「年金や所得が減り、電気代や石油も大幅に値上げされ、4月から消費税が8%に増税される中、これ以上市民の負担を増やすべきでない」と反対の立場で意見を述べました。