議会報告No.110   2014年7月6日


平成26年度 6月議会 各委員会報告

6月18日 総務文教常任委員会

「小・中学校にエアコン設置を求める請願」は『継続審査』に

 小・中学校の普通教室には、まだエアコンが設置されていません。 しかし、今年も6月に真夏のような猛暑日もあり異常な暑さで、エアコン設置は喫緊の課題です。しかし、教育委員会は「教室によって温度差が大きく、異常に暑い教室があると認識しているが、計画はない」との答弁です。すべての委員から「今の暑さからみてもエアコンは必要」との意見が出されました。
 日本共産党議員団は、「この請願を採択して、エアコン設置に踏み出すべき」と求めましたが、他の委員は「すべての学校の耐震工事が終わり、財源を示してからにすべき」として、3:2で賛成多数で”継続審査”となりました。
 請願関係者の8人の方々が傍聴に来られ、「必ず次の議会で採択を」と託されました。 日本共産党は、9月議会での採択に向け、さらに取り組んでいきます。

平成26年度一般会計補正予算は全会一致で可決

●臨時福祉給付金・子育て世帯臨時特例給付金の郵便料、電話料の追加がありました。
 消費税増税により給付されるものであり、最後の一人まで給付するよう要望しました。
●市民総合グランド整備事業は、歳入で市債の追加と、歳出で埴生小学校の解体・撤去費用や事業の実施設計委託料が計上されています。
 今年度に埴生小学校の解体撤去を行い、サッカーなどのグランド整備を行うとの事で、現在、整備について地元の意見や要望を聞いているとの事です。
 日本共産党は、整備は市民や地元の方々の意見を聞いて、住民合意ですすめ、グランド整備に合わせて、近隣の施設も視野に入れた公園の整備を要望しました。

 

6月20日 建設企業常任委員会

羽曳野市で初めて 水道料金が値下げ!!

今年の10月から水道基本料金が100円値下げに!

 今議会、水道会計補正予算で、事業収益の補正額が2550万円減額となりました。 10月の検針分から、1世帯1か月100円の基本料金値下げ(735円→635円)による半年分の収益減です。1年間では5100万円になります。
 羽曳野市は自己水(石川の水)と府営水(淀川の水)が約半分づつです。 この間、府営水の買い取り価格が、1㎥当たりH22年4月から10円10銭、H25年4月からさらに3円値下げされました。買い取り金額値下げ分で25年度は、8300万円の効果があります。日本共産党市議団は、これまでも府営水が下がった分、水道料金の引き下げを求めてきました。羽曳野市では、昭和34年1月に市政誕生以来55年間に、水道料金は7回値上げされましたが、今回初めて値下げされることになりました。
 日本共産党は、市民のくらしが厳しい中、今後さらに料金の引き下げをすべきと要望しました。この委員会では、日本共産党よりひろせ市議が審議にあたりました。

 

日本共産党議員団が提出した意見書・決議(案)はすべて不採択

 幹事長会議で意見書・決議(案)が審議され、日本共産党議員団は下記の6本を提出しましたが、他会派の反対等で、全一致とならず不採択となりました。

 

  • 集団的自衛権行使を容認する憲法解釈をしないように求める意見書(案)
  • 地方教育行政法の「改正」に反対する意見書(案)
  • 「医療・介護」の充実を求める意見書(案)
  • 労働者派遣法の大改悪に反対する意見書(案)
  • 原発ゼロ・自然エネルギーへの転換を求める意見書(案)
  • 原発からの撤退と自然エネルギーへの転換を求める決議(案)