議会報告No.153 2017年2月20日
柏原・羽曳野・藤井寺 組合議会の報告
環境事業組合議会 第1回定例会
2月2日、平成29年柏羽藤環境事業組合議会第1回定例会が開催され、党議員団からは広瀬議員が出席しました。
「職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正について」「平成28年度一般会計補正予算」「平成29年度一般会計予算」の3議案について審議し、すべて全会一致で承認されました。平成29年度予算総額は約30億3800万円です。歳入は3市からの分担金が合計約25億3000万円。内訳は、羽曳野市約10億4370万円、柏原市約7億5350万円、藤井寺市約7億3210万円。
プールなど余熱施設使用料約3770万円、自己搬入・事業系ごみ焼却手数料約2億5千万円、アルミ、スチール、ペットポトル、ガラスびんの売却収入約3360万円などの収入と焼却施設の灰出し・落下灰コンベア更新等の工事事業への組合債(借入)約2億円を見込んでいます。
平成29年度の正職員数は、久しぶりの新規採用2名含めても前年より5名減の54人で、平成15年度105人から51名も減っています。広瀬議員は技術の継承と安全性確保のため、計画的に若い職員の採用を増やすよう要望しました。
また、「ごみの減量化と(焼却炉と焼却灰の最終処分場の)今後の方向について」、と「組合議会議事録のインターネット公開について」一般質問しました。「ごみの量は15年間で総量が29%、1人あたりで25%減量、焼却灰も約32%減量されている。府下では築40年ほどで炉を建て替えている。当組合でも現在築25年の炉の延命化を図りながら検討していく。インターネット公開は費用、技術などを調査し検討していく」との回答がありました。
市民を守る消防活動の充実を! 消防組合議会 第1回定例会議
2月3日、柏原羽曳野藤井寺消防組合議会の第1回定例会が行われました。羽曳野市からは若林副議長、吉田議員・笠原議員・田中議員が出席しました。
報告3件、議案3件の計6件は、全て全員一致で承認されました。報告の主な内容は、人事院勧告による職員給与や勤務時間・休暇・介護時間の改善、不用額の確定等による一般会計補正予算でした。
議案の主な内容は、火災予防条例の一部改正では、国からの通知で、全国一斉に防火対象物及び違反の内容を情報公開します。 平成29年度の一般会計予算では、約29億円が計上され、歳入(収入)の主なものは、3市の分担金で、合計28億3579万円。その内、羽曳野市の分担金は12億1285万7千円、市民一人当たり、約1万1千円となります。歳出(支出)の主なものは、消防費が約24億3400万円で職員の給与・手当などで、職員数は263名。3600万円の経費で高規格救急自動車なども購入されます。
若林議員の一般質問では、消防本部庁舎の下水道整備が藤井寺市で約500万円かけて平成31年度以降の予算で行われることや、情報公開の状況、消防庁舎の建設や改修計画などを決める10ヵ年計画を今年9月末までに策定するという回答がされました。