議会報告No.165   2017年11月8日


高鷲北幼稚園・島泉保育園がなくなる?
申し込み日直前に突然の新規募集停止!

 

高鷲北幼稚園・島泉保育園廃園に

保育園構想 10月13日に議会へ市長から「高鷲北幼稚園と島泉保育園を廃園するため、来年度の新規募集を停止する」ことが、突然に打ち出されました。
保育園 右の図のように、高鷲北幼稚園は認定こども園「こども未来館たかわし」に統合し、島泉保育園は、民間保育園と公立保育園に受け皿をつくり廃園にしていく計画です。
また、今後も第2、第3の認定こども園を作り、幼稚園や保育園を廃園・統合していく計画も打ち出しています。

 

幼稚園、保育園のあり方は、
保護者・関係者・市民の声を聞いてすすめるべき

H27年3月島泉保育園(0歳児~5歳児)の移転建て替えと高鷲幼稚園の移転建て替えを同じ敷地で行うとしていました。しかし、H28年6月にはそれを覆し、3歳児から5歳児までの幼稚園児と保育園児を保育するこども園に計画を変更しましたが、その説明を議会にも市民にも明確にしてきませんでした。
その後、H29年3月・6月議会でも「島泉保育園の存続についての請願」が審議されましたが、市はそれに応じてこなかったばかりか、この10月議会で突然、島泉保育園と高鷲北幼稚園の新規募集停止と廃園を打ち出しました。

 

「来年度も新規募集すべき」と申し入れ  日本共産党議員団

 高鷲北幼稚園と島泉保育園を廃園にすることは、待機児童解消にもならず、地域の重要な子育て支援の場をなくすことです。
「認定こども園」ありきですすめられている、来年度からの新規募集停止は認められません。
日本共産党議員団は、11月2日、市長と教育長宛に「島泉保育園と高鷲北幼稚園の来年度新規募集を行うことを求める申し入れ」を行いました。保護者や市民から約2万筆の署名も市長に提出されています。